今季、アストンマーチンAMR-OneをLMP1クラスに導入したものの熟成がうまくいかず、苦戦を強いられてきたアストンマーチン・レーシングが、来季LM-GTEクラスにワークス体制として復帰、世界耐久選手権を戦うのではないかと英AUTOSPORTが報じている。
アストンマーチン・レーシングは、これまで走らせてきたローラ・アストンマーチンに代わって、今季オリジナルのアストンマーチンAMR-Oneを投入。大胆なボディを持つオープンプロトだったが、実戦投入となったル・マン・シリーズのポールリカール戦から大苦戦。ル・マン24時間でも満足のいく戦闘力は得られなかった。
この状況に対し、アストンマーチン・レーシングでは来季、AMR-OneでのLMP1活動に代わって、アストンマーチンV8バンテージをLM-GTEプロクラスにワークス体制で投入、かつてDBR9で席巻したGTクラスに戻ることになるのではないかとAUTOSPORT誌では伝えている。
アストンマーチンを率いるプロドライブのデイビッド・リチャーズは、AUTOSPORT誌の質問に対し、「まだ結論は出ていない」と語る。
「我々はアストンマーチンのたくさんのリソースがあるが、問題はどこに金を使うかだ。プロトタイプを続けるのか、それともGTにいくのか。どちらが大きな成功を収められるかだ」
リチャーズは、開発を進めてきたAMR-Oneについて、「再びレースを戦うことは間違いない」としながらも、「難しい挑戦になるだろう」と語っている。
