2014年のWEC世界耐久選手権の最終戦インテルラゴスで現役から引退したトム・クリステンセンは今後、アウディのアンバサダーを務めるとともに、ドライバーたちの健康面の管理を担うこととなった。
ル・マン24時間で前人未到の9勝を挙げるなど、スポーツカー耐久レースで数々の栄冠を手にしたクリステンセンは、11月末のWEC世界耐久選手権第8戦インテルラゴスをもって現役から引退。アラン・マクニッシュやリナルド・カペッロ、フランク・ビエラ、エマヌエーレ・ピッロ、そしてマルコ・ヴェルナーとともに“アウディレジェンド”として名を連ねた。
例えばマクニッシュやカペッロは、WECのチーム内で競技的な役割を担っているなど、現在もアウディ内で活躍しているレジェンドたちだが、14年限りで現役を引退したクリステンセンは、アウディドライバーたちのそれぞれのレースプログラムへの調整に携わることになった。
アウディスポーツを率いるヴォルフガング・ウルリッヒは、クリステンセンの役割について次のように説明した。
「トムは、ドライバーたちの肉体的・精神的な健康に関しての活動、そして我々が医療チームと行っている活動の全てを取りまとめることになる」とウルリッヒ。
「彼は、その知識と経験をうまく活用し、できうる最良の方法で全ての職務を手助けしてくれるはずだ」
