WRC第2戦ラリーメキシコのエントリーリストが公表されている。各カテゴリーの顔ぶれを見ていこう。

 ワールドラリーカーで出走するのは11〜12台と、欧州イベントに比べれば少なめだ。
 ワークス陣営では、このラリーからミュンヒス・フォードのフェデリコ・ビラグラが参戦をスタートさせる。それ以外はBPフォードの3台目ハリ・アルカシミが出走しないこと、ストバートのマシュー・ウィルソンがワークスノミネートを受けている程度。

 もうひとつの注目はやはりこのメキシコから参戦を開始するケン・ブロックだ。モンスターエナジードリンクをスポンサーに「モンスター・ワールドラリーチーム」を立ち上げ、フォード・フォーカスRS WRC08をドライブする。ちなみにカーナンバーは55。
 本人も今年は勉強の年と語っているだけに、いきなり表彰台を争うような走りは期待できないが、シングルフィニッシュなどで上位の顔ぶれに彩りを添えてもらいたいところだ。

 一方、S2000で争われるSWRCでは、マルティン・プロコップ(フィエスタ)やエイビン・ブリニルドセン(シュコダ)に加え、新規参戦組が4チーム。シュコダ・ファビアで出場するナッサー・アル‐アティヤ、フォード・フィエスタで参戦するチェビー・ポンスとミカル・コシューツコ、車イスのドライバー、アルベルト・ロベイラがアバルト・グランデプントで出走という内訳となり、役者がそろってきた印象だ。

 そしてPWRCに目を移すと、新井敏弘が今シーズン初戦を迎える。開幕前には「規定で33mm径に広がったリストリクターのおかげもあるんだろうけど、1kmあたり0.5〜0.8秒は確実にスピードアップしている。エボXに乗るアルミンド・アラウジョとの一騎打ちになるんじゃないかな」と語っていたとおり、メキシコではふたりの一騎打ちとなる可能性が高い。新たに組むダン・バリットとのコンビネーション(と軽量効果?)にも注目したい。
 しかしPWRCにレイトエントリーし、前戦スウェーデンでクラス2位に入ったアンデルス・グロンダル(インプレッサ)が、今後このふたりにどこまで絡めるかも勝負のポイントとなりそうだ。

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