WEC世界耐久選手権にHPD ARX-02bで参戦しているスターワークス・モータースポーツは、トヨタTS030ハイブリッドをドライブすることになったステファン・サラザンの代役としてトーマス・キンバー-スミスを起用すると明らかにした。
昨年までプジョーワークスからスポーツカーレースに参戦していたサラザンは、プジョー撤退後、今季のWECに向けスターワークスに加入。第1戦セブリング12時間、第2戦スパでHPD ARX-03bをドライブしていた。
しかし、サラザンはテスト中に背中を負傷した石浦宏明の代役としてトヨタ・レーシングへの加入が決定。ル・マン24時間からTS030ハイブリッドをドライブすることになった。サラザンが抜けることになったスターワークスでは、新たにキンバー-スミスを起用。ル・マンからライアン・デルジエル/エンツォ・ポトリッツィオとトリオを組むことになった。
キンバー-スミスは昨年、LMP2クラスにグリーブス・モータースポーツから参戦。ザイテック・ニッサンをドライブしル・マン24時間のクラス優勝を飾っていた。