ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)開幕戦デイトナ24時間でのクラッシュで負傷したメモ・ギドリーが、入院していたハリファックス医療センターから退院し、カリフォルニア北部のリハビリテーション施設に移送された。

 ゲインスコ/ボブ・スターリングス・レーシングの99号車コルベットDPをドライブしていたギドリーは、デイトナ24時間の決勝レースで、マッテオ・マルセリの駆るリシ・コンペティツォーネの62号車フェラーリ458イタリアと激しくクラッシュ。ギドリーは腕と脚に加え、腰やかかとの負傷のため計3度の手術を受け、病院の経過観察のもとに置かれていた。

 1月31日に3度目の手術を受けたギドリーはその後、現地時間6日午後にハリファックス医療センターを退院し、自宅のあるカルフォルニア北部のリハビリテーション施設に移送されたということだ。

「ハリファックスでは本当にお世話になったよ。看護スタッフやドクターがしてくれたこと全てに感謝している」と退院に際して語ったギドリー。
「回復するまでに時間がかかることは分かっている。ただ、事故以来ずっと僕のことを応援してくれているファンや友人、家族のために精一杯がんばるよ」

 ギドリーがいつレースに復帰するかなどの予定に関しては現在のところ明らかになっていないが、チームからの声明には「医師は快方に向かうことを予想している」と記されている。

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