ニスモが開発・販売する2011年のLMP2用エンジン「ニッサンVK45DE」が、来季ル・マン・シリーズおよびル・マン24時間に参戦する英国チームのマシンに搭載されることになった。

 今年9月、ニスモ(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)は、ACOのLMP2規則に沿ったレース用エンジン「ニッサンVK45DE」を開発、販売するとアナウンスした。

 このエンジンは、日本のスーパーGT500クラスで09年までGT-Rに搭載されていた「VK45DE」をLMP2規則に合わせて一部仕様変更したもので、ニスモとパートナーシップ契約を結んだイギリスのザイテック・モータースポーツが供給とサポートを行うことになっている。

 今回エンジン契約を結んだチーム・リュイッヒラディッチは今季3.8リッターエンジンを搭載し、6月のル・マン24時間で総合10位、LMP2クラスでは5位という好成績を残したが、来季新しいレギュレーションが導入されるLMP2クラスのマシン開発においては早期のエンジン決定が不可欠であるとしていた。

 そうしたなか、タイミング良くリリースされたニスモ開発の4.5リッターエンジンが高い競争力と信頼性を備えることに加え、マシンへの搭載も比較的容易であることから、プライベートチームでは初となるニッサンエンジンの使用契約に合意することになった。

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