国内外を問わず、今年も様々な動きがあった2013年のモータースポーツ界。オートスポーツwebで最もアクセスを集めた記事を振り返るプレイバック企画の第3弾は、F1を除く海外カテゴリーの主要ニュースです。

 インディカー・シリーズでの佐藤琢磨選手の初優勝や、ポルシェのLMP1クラスへの参戦発表、WTCC世界ツーリングカー選手権でのホンダ・シビック初優勝など、様々なトピックスがありましたが、今年はどのニュースが注目を集めたのでしょうか? 早速、第10位から振り返ってみましょう。記事タイトル下のURLをクリックすると、その記事にジャンプできます。

【第10位】
佐藤公哉、F1テストに参加との報道

2013/07/07
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=49556

 まず第10位は、今季はAUTO GPでチャンピオン争いを繰り広げるなど活躍した佐藤公哉選手が、7月の若手ドライバーテストにザウバーから参加するのではないかという可能性を報じたニュースです。その後、公哉選手のテスト参加が決定し、テスト3日目にザウバーC32をドライブしました。

【第9位】
テレビ朝日がフォーミュラEを全戦生中継

2013/11/29
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=5&no=53185

 第9位は、スーパーアグリフォーミュラEの設立や、佐藤琢磨選手の開発ドライバー就任など一層の注目が集まっているフォーミュラE関連のニュース。全戦生中継を行うと発表したテレビ朝日は、BS、CS、地上波の3波一体による中継を行う予定だということです。

【第8位】
「理にかなっている」琢磨が明かす予選好調の理由

2013/04/26
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=05&no=48007

 こちらは、インディカー・シリーズ第3戦ロングビーチ戦で、日本人初のインディカーでの勝利を獲得した琢磨選手が、凱旋記者会見の席で語った予選好調の理由です。フリー走行ではタイムが伸びなくても、予選までにアジャストしていくことができていた理由を、AJフォイト・レーシングの強みとともに琢磨選手が語りました。

【第7位】
ミシュランがF1ではなくル・マンに挑戦する理由

2013/06/23
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=49202

 今季のF1ではピレリタイヤのバースト問題なども発生し、一部ではF1への復帰も噂されていたミシュランタイヤ。こちらの記事では、モータースポーツ総責任者であるパスカル・ブワノ氏が、WEC世界耐久選手権やル・マン24時間への挑戦の理由と、F1参戦の可能性、激しいタイヤ戦争が行われている日本のスーパーGTなどについて語っています。

【第6位】
詳報:琢磨、ロングビーチ戦でインディ初制覇

2013/04/22
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=5&no=47907

 今季は、琢磨選手が日本人として初めてインディカー・シリーズでの初優勝を果たしました。第6位には、その舞台となったロングビーチ戦のレポートがランクインしています。琢磨選手の活躍だけでなく、レース全体の流れを俯瞰することのできるレポートになっています。

【第5位】
「ル・マンに好機なし」トヨタ、BoP見直しを希望

2013/05/08
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=48199

 昨年から、トヨタとアウディが総合優勝を争う形となっているル・マン24時間。こちらの記事では、トヨタ・レーシングのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロン氏が、アウディ陣営の使用するターボディーゼルエンジンの優位性を説き、BoP(性能調整)の見直しを訴えています。その後、今年のル・マン24時間に向けては、ガソリンエンジン搭載車のタンク容量が3リットル増加する方向でBoPが見直されました。

【第4位】
井上隆智穂、18年ぶりに“あの”ハンガロリンクへ

2013/05/01
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=05&no=48083

 元F1ドライバーで、最近はTwitterやFacebookなどでの発言でも注目を集めている“タキ井上”こと井上隆智穂さん。第4位にランクインしたのは、F1参戦時の95年、ハンガロリンクでオフィシャルカーに撥ねられるという“珍事”に巻き込まれた井上さんが、AUTO GPなどに参戦しているユーロノバのチームオーナーとして、18年ぶりにハンガロリンクを再訪することを伝えたニュースです。

【第3位】
ル・マンで事故のアストンのドライバー亡くなる

2013/06/23
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=7&no=49194

 90周年の節目として行われた今年のル・マン24時間。ただ、スタート直後の3周目、LM-GTEアマクラスの95号車アストンマーチン・バンテージGTEがテルトル・ルージュでクラッシュし、ドライブしていたアラン・シモンセン選手が亡くなりました。その後レースは続行されましたが、シモンセン選手を偲んで、表彰式でのシャンパンファイトは行われませんでした。

【第2位】
速報:佐藤琢磨、日本人初のインディカー優勝!

2013/04/22
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=47896

 第6位にも入った琢磨選手の初優勝の記事が第2位にもランクイン。タイトルの通りこちらは優勝を伝えた速報ですが、第6位の詳報とともにトップ10に入っていることからも、このニュースがいかに注目を集めたかがうかがえます。

【第1位】
2013ル・マン24時間 決勝レース結果

2013/06/23
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=49215

 そして第1位には、90周年を迎えた今年のル・マン24時間の決勝結果がランクイン! 計12回のセーフティーカーが導入されたレースでは、トム・クリステンセン/ロイック・デュバル/アラン・マクニッシュ組2号車アウディR18 e-トロン・クワトロが優勝。昨年は完走を果たすことができなかったトヨタ陣営の8号車トヨタTS030ハイブリッドが2位に入りました。

 以上が、オートスポーツwebの海外カテゴリー主要ニュースのトップ10です。WTCCなども含めたランキングでしたが、結果としてはル・マン24時間やインディカーがトップ10の大部分を占める形となりました。

 来季はル・マン24時間(WEC)のLMP1や、WTCCの車両規則が変更となるほか、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダム・シリーズの統合によりユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)もスタート。9月からはフォーミュラEも開幕を迎え、インディカー・シリーズでもツインターボが義務化されるなど、世界的にも様々なカテゴリーで変革の年となります。各カテゴリーでどのようなレースが繰り広げられることになるのか、今から楽しみに待ちたいところです。

本日のレースクイーン

川田明日未かわたあすみ
2025年 / スーパーGT
WinG
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年8月号 No.1610

    スーパーGT熱闘最新アップデート
    GT500 3ワークス開発概況
    『24年モデル』GRスープラの“穴”を突け

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円