FIA-GT1世界選手権をはじめ、GTレースで活躍してきたフランスのヘクシス・レーシングが、今月末をもってチームを閉鎖すると明らかにした。
ラッピングフィルムや健康器具、エナジードリンクなどを幅広く手がけるヘクシス・グループを親会社とするヘクシス・レーシングは、フランスGTやADAC GTマスターズを経て、アストンマーチンの主要チームとして2010年からFIA-GT1世界選手権に参戦。多くの勝ち星を挙げ、シリーズがGT3規定にスイッチしてからはマクラーレンMP4-12C GT3を導入。タイトルを争った。
そんなヘクシス・レーシングは、ヘクシス・グループからの援助が途絶えることになり売却先を探していたが、高い次元での競争力を保てるだけの投資が可能な売却先が見つからず、FIA-GT最終戦バクーを最後に、チームを閉鎖することになった。チームは2002年、最初のGTレースを表彰台で終えており、「表彰台で始まり、表彰台で終えることになった」としている。
「我々はマクラーレンと強力な関係を築き戦ってきたが、今は投資を得るタイミングではなかったということだ。悲しいことだ。しかし我々に何ができただろうか」とチーム監督を務めたフィリップ・デュマは語る。
「ヘクシス・レーシングを振り返ったとき、我々には今世界中で活躍している10人の素晴らしい友人であるドライバーがいる。立ち止まり振り返ったときに、彼らの存在がいるのはありがたいことだ」
