ウイリアムズのフェリペ・マッサは、タイトル獲得まで一歩に迫った2008年と同じくらいいい状態と今の自分を評したロブ・スメドレーの意見に同意している。

 先日、フェラーリ時代のレースエンジニアで現在ウイリアムズのビークルパフォーマンス責任者を務めるスメドレーが、今シーズンのマッサのドライビングは“明らかに2008年と同じくらい良い”と語った。

 木曜日、マッサはバーレーンのパドックでスメドレーの意見について同様に感じているかと尋ねられると「そう思う」と述べ、次のように続けた。

「唯一言えるのは、2008年のようにチャンピオンシップを争っていないことだ」とマッサ。
「2008年はおそらく最速のマシンを手にしていたが、今は3番手のチームだ」

「だけど感触はすごくいいよ。うまくドライブできているし、ベストなかたちでマシンを操れている」
「そういう感覚がさらなる自信につながっているんだ」

 さらにマッサは、2009年ハンガリーGP予選のアクシデントから復帰した際は、確かに自分のパフォーマンスは優れなかったが、アクシデントを原因に批判を繰り広げた人々は正しくなかったとも語っている。

「多くの人々は僕のアクシデントがその後のドライビングを変えたと書いていたけど、多分それは真実ではない」
「ドライブするより書くだけのほうがずっと簡単だしね」

「フェラーリでの過去数年の低迷には理由があった。でも、それについて今更議論するつもりはない」
「過去は過去であり、僕らは今を戦っている」

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