2013年のDTMドイツツーリングカー選手権チャンピオンで、今シーズンもDTMに参戦するマイク・ロッケンフェラーが、今年のル・マン24時間でアウディのリザーブドライバーを務めることになった。

 2010年のル・マンで総合優勝を果たしたほか、ニュルブルクリンク24時間やデイトナ24時間での優勝経験もあるロッケンフェラーだが、現在はDTMのプログラムに集中し、13年には初戴冠。14年はランキング3位となったが、今季も引き続きチーム・フェニックスからDTMに臨むことになっている。

 今季もWECにアウディR18 e-トロン・クワトロを投入するアウディだが、昨年リザーブドライバーを務めたマルク・ジェネが今季はニッサン/ニスモのLMP1プログラムに加入。代わってロッケンフェラーがル・マンでチームのリザーブドライバーを務めることになった。

 アウディスポーツを率いるヴォルフガング・ウルリッヒは、ロッケンフェラーをリザーブドライバーに据えたことについて、次のように説明する。

「彼はル・マンを知っているし、我々のテストプログラムにも参加する予定だ。だからマシンを知ることにもなるし、これは理にかなったことなんだ」とウルリッヒ。昨年限りで現役を退いたトム・クリステンセンに代わってロッケンフェラーがWECにフル参戦するという案もあったものの、彼はDTMを戦うことを選んだのだという。

「始まりはトムの引退だった。ただ、彼(ロッケンフェラー)は再びDTMに注力することを決めたんだ。それでも彼は『分かった。でも控えのドライバーではだめかい』とも言った。そして、それが実現している」

 またロッケンフェラー自身も、今はDTMを退く時期ではないのだと説明している。

「僕はDTMで良い位置につけている。今年はチャンスだと考えているんだ」とロッケンフェラー。

「再びチャンピオンシップで勝つことなく辞めたくなかったんだ。いつかWECでレースをすることは僕の目標だ。ただ、今のところ、僕はDTMを続けたいと思っている」

 なおロッケンフェラーは、北米のユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)にもスポット参戦をしており、今週末に開催されるセブリング12時間でもシボレー・コルベットDPをドライブする。

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