WEC世界耐久選手権のLMP1クラスで、トヨタの7号車TS040ハイブリッドをドライブする中嶋一貴が、トヨタ・レーシング欧州公式サイトでマシンのフィーリングや、今季に向けての意気込みを語った。
トヨタのWEC参戦初年となる2012年から、WEC/ル・マン24時間に参戦してきた一貴。今年もスーパーGT、そしてスーパーフォーミュラを戦いながらWECに参戦。アレックス・ブルツ/ステファン・サラザンとともに7号車をドライブすることになる。
「開発作業は本当に良好に進み、TS040ハイブリッドには大きな見込みがあります」と語った一貴。
「新たなハイブリッドシステムは大容量になり、とても素晴らしいものだと思います。ただ、僕たちはさらに燃費について考えていかなくてはなりません。レギュレーションのためでもありますし、僕たち自身の挑戦でもあります」
今季のWECでは、3ラップの燃料消費量の平均が、指定された1ラップ分の消費量を上回ってはならないという規定になっているが、当然ドライビングにも影響があるようだ。
「僕たちは(今までとは)異なるドライビングを行う必要があります。良いラップライムを争うと同時に、燃料消費量を意識する必要がありますからね」
実際のマシンのフィーリングについては「ポジティブですね」とコメントした一貴。TS040ハイブリッドで臨む3年目のWEC、そしてル・マン24時間に向けては、日本のことわざを引用しつつ次のように意気込んだ。
「優勝を争うことができればいいですね。当然それが目標ですし、そう予想しています。もちろん、ル・マンはシーズンのハイライトですし、僕たち全員にとって大きなレースです。僕にとっては3回目のル・マンになりますが、日本には『3度目の正直』という言葉があるんです。それが6月に実現することを願っています」
