10日、10月12日〜14日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されるWEC第7戦富士6時間レースに出場する中嶋一貴、日本人初のル・マンウィナーとなった関谷正徳氏が静岡県の川勝平太知事を表敬訪問した。

 今回の訪問は、WEC富士戦を静岡県が後援し、川勝知事は大会の名誉総裁としてトロフィーのプレゼンターを務めるだけでなく、レセプションパーティーでの来日チームに対する代表挨拶を予定していることから実現したもの。

 静岡県出身にして日本人初のル・マンウイナーとなった関谷正徳PETRONAS TOM'S監督、また今年ル・マンに初参戦し、富士のWECでもトヨタTS030ハイブリッドのステアリングを握る一貴は、10日午後にやや緊張した面持ちで静岡県庁内にある知事室を訪れた。

 緊張するふたりに対し、川勝知事は温かく歓迎。自慢の静岡茶を関谷監督、一貴に振舞った川勝知事に対し、一貴は「この一戦には日本を代表して出場するつもりですし、こうした大会を富士でできるのを光栄に思っています。今後、もっとレースを盛り上げていきたいですし、今回のWECはそのためにもいいチャンスだと思っています」という言葉とともに、このレースの魅力をアピールした。

 川勝知事も「チームの代表として腕をアピールしてください。我々も、皆さまを応援するのは言うまでもありませんが、全世界から多くの方が来て下さるので、この機会に富士の国・静岡県のPRをしたいと思っていますし、県の者もとても張り切っています。私自身もそんな栄えある場所に呼んでいただいて光栄です」とエールを送ると同時に、WECに参加できる喜びを語った。

 一方、関谷監督は「こうした世界的なレースを富士山の麓、静岡県でできるということで、皆さんに応援していただきたい」と知事だけでなく、取材に訪れた記者にも呼びかけている。

 その後、一貴からは直筆サイン入りのトヨタ・レーシングのチームシャツとキャップ&色紙、関谷監督からもサイン色紙が知事に贈呈された。破顔一笑の知事は、「カッコいいですね~。本当にありがとう。これを県庁の中でもいちばん目にするような場所に飾ります。このレースを知らないことには、静岡を語れませんよ……というくらいに、私たちも盛り上げたいと思います」と語った。

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