2010年はル・マン24時間耐久レースにOAKレーシングからOAKペスカローロ・ジャッドBMWを駆って参戦し、クラス5位の成績を収めた中野信治が、来季もル・マン24時間を目指して活動していることを明かしてくれた。
15日に東京・原宿でタレントの南明奈さんとカートでの街中ドライブを楽しんだ中野は、LGのクロッシィ対応スマートフォン、『Optimus LTE L-01D』の発売記念イベントに出席。2005年のル・マン挑戦以降、スポーツカー耐久レースでの活躍をメインの活躍の場としてきた中野は、このところル・マンでの活動のみとなっている。
イベント終了後、中野に2012年の活動の方向について聞いてみると、「来年もル・マン24時間に出る方向でいろいろ動いています。チームはまだ話をしている最中なのでまだお話しはできませんけど」と来季もル・マン出場を目指していることを明かしてくれた。
来季、ル・マンはもちろん、スポーツカー耐久レースはWEC世界耐久選手権の誕生により、より盛り上がることが予想される。F1やCARTで活躍、世界を相手に戦ってきた中野だけに、WECへの興味はどんなものなのだろうか?
「最近、僕は年に1回くらいしかレースに出られていないので(苦笑)、もう少し走りたいと思っています。もしチャンスがあれば喜んで出たいと思っています」とWECへの興味を語る中野。
「日本でもWECの一戦(富士)があるので、日本でもぜひとも走りたいと思っています。気長に報せを待って頂ければ(笑)」
「最近はほとんど日本でもレースができていないので、応援してくださる皆さんには申し訳無いと思っていますが、走る方はもちろん、モータースポーツ界のためになる活動も少しずつ形になっていくと思っています。そういう活動もしているので、ドライバーとしての目標とともに応援して頂ければと思います」と中野は笑顔で語ってくれた。
