NAKAJIMA RACING

2013全日本選手権 スーパーフォーミュラ 第3戦 富士スピードウェイ
レースレポート

7月14日(日)天気:晴れ

◇朝から快晴のレース日和となった富士スピードウェイ。気温もみるみる上昇し、暑いレースとなった。

 9時05分から開始されたフリー走行。2台とも順調にレースに向けた確認を行い、大祐3番手、小暮8番手タイムで、14時15分のレーススタートを待つ。

 レース開始時刻に向けて、さらに気温は上昇。多くのお客様に見守られながら、2台はスタートを切る。

 スタートしてすぐの後方グループの混乱に巻き込まれ、小暮はマシンを損傷。スタート早々最後尾に落ちてしまい、厳しい状況に。その混乱でセーフティーカーが導入される。5周目にリスタート。大祐はポジションを2つ落としながらも順調に周回をしていく。小暮は苦しいながらも、懸命に走行を続け予定通り10周目にピットイン。左側のみのタイヤ交換と給油を行いコースに復帰。必死で前を追いかけるが、壊れたマシンの損傷は思ったよりひどく、ペースを上げられず苦しい展開に。

 一方の大祐は、安定したペースで周回を重ねて、尐しずつポジションを上げて走行していく。32周目にピット作業を行い、コースに復帰。ゴールを目指して懸命の走行を続け、10位でチェッカーを受けた。

 途中、他車との軽い接触などもあり、最後まで苦しい状況が続いた小暮は、なんとかマシンをコントロールしチェッカーまで走り切り、14位でレースを終えることとなった。

◇観客動員数
7月13日(土)予選8,900人
7月14日(日)決勝15,700人

◇コメント
#31 ドライバー 中嶋大祐
「難しいレースでした。セットアップはだいぶまとまってきたのですが、あと尐し煮詰める必要があると思います。ピットストップ時間を縮めるために、片側2輪交換を選びましたが、結果的には裏目に出てしまいました。ドライビングの面でも、まだ改善できる部分はありそうです。ポイントが獲れそうで取れないレースが続いていますが、今後とも精一杯頑張ってポイント獲得を目指します」

#32 ドライバー 小暮卓史
「スタートはうまく決まり、ポジションアップのチャンスがあったのですが、後続からのプッシングに遭い、最後尾に落ちてしまいました。ペースは悪くなかったですが、予定通りの作戦で10周目にピットインを行い、チームの迅速な作業でコースに送り出してくれました。この際、左側2本だけ交換の作戦を取ったのが、後にレースを決める重要なポイントとなり、マシンバランスが大きく変化し、乗りづらく、思ったようなラップタイムをとることができなくなってしまいました。このため、後続の10号車と速い段階でのバトルとなり、接触してフロントウイングを傷めたことが、さらに足枷となってしまいました。何とか走れる状況でしたが、パフォーマンスは大きく落ち、最後まで我慢のレースとなりました。今週末ほど噛み合わないレースは経験がなく、納得がいかないことが多かったですが、起こった出来事から今後に生かせることを学び、同じような状態にしないことを最大限努力していきたいと思います。次回のもてぎからは、鈴鹿同様、本来のパフォーマンスを発揮しやすいサーキットに戻るのでいいレースができるよう、気持ちを切り替え頑張ります」

中嶋悟総監督
「1ポイントを獲ることの重みを痛感するレースでした。明るい兆しを感じる部分はありながらも、厳しい戦いを強いられ、なす術がなくなってしまう苦しい展開となってしまいました。次戦に向けて、もう1度マシンを洗い直し、万全な状態で臨めるようにしたいと思います。暑い中、多くのご声援をいただき、ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します」

◇次回のスーパーフォーミュラは8月3日・4日にツインリンクもてぎで開催されます。

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