マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュが、ホンダとの契約はトップチームのひとつとしての位置を維持するために重要なものだったと語った。
ホンダはマクラーレンと契約を結び、2015年から複数年にわたりエンジンとエネルギー・リカバリー・システムを供給することを先週発表した。
ウィットマーシュは、この契約により将来成功を重ねていくためのリソースと体制を確保することができたと考えている。
「マクラーレンは、大手自動車メーカーと完全なワークス体制で組み、そのサポートを受ける必要があることは明らかだ」とウィットマーシュは21日、ボーダフォンのインタビューイベントにおいて語った。
「2014年と2015年の間に膨大な仕事をこなさなければならないことは間違いない。それはチームにとって難しいチャレンジになるだろう」
「今年と来年は、メルセデスと共に優勝を重ねていけるよう全力を尽くす。しかし2015年にホンダに移行することは、間違いなくビッグチームのひとつとして参戦するための基礎になる」
「それによって我々は、成功を収めるためのリソース、正しい体制、焦点を長期的に確保することができるのだ」
「当然のことながら今週末(のモナコ)をはじめ、今年と来年の間で優勝を獲得していきたいと思っている。しかし我々は182勝を記録しているチームだ。長期的に考え、見通し得る将来において毎年成功を収めるための基礎を築くことを目指し、そのためのプログラムをまとめていく必要がある」