Project Royal Oak Release
「ル・マン 24時間耐久レース」スタート
12時間を経過し、苦戦しながらも周回を重ねる。

6月13日(土)午後3時前、ローリングスタートに入ります。Kruse Schiller Motorsport(チーム名:クルーズ シラー モータースポーツ、以下:KSMドイツ)のLola Mazda は、30番手グリッドからスタート。スターティング・ドライバーは、Jean De Pourtales選手。すでに観客はヒートアップし、ホームストレートにマシンが戻るのを待ち構えます。

午後3時、気温28℃、快晴。「ル・マン24時間耐久レース」は、予定通りスタート。しかし、1周してきたKSM Lola Mazda は、スタートラインを切らずそのままピットへ。朝のフリー走行時に発生したオイル漏れによるエンジントラブルが解消されておらず、マシンはガレージに戻されました。

レース開始から1時間あまり、懸命の修復作業が行われました。スターティング・ドライバーのPourtales選手は、マシンからは降りるものの、作業が終わるのを待ちます。そして、1時間を経過した16時7分、KSM Lola Mazdaはオイル漏れの原因となったパイプを交換しコースに戻りました。1周走行してチェックを終え再度ピットイン。問題がない事を確認して戦列に復帰しました。

その後は、順調に周回を重ね、チームもひと安心といった様子でモニターを見つめていました。野田選手は、3番目にステアリングを握るために、マッサージを受けており、自分のスティントに備えるといった状況です。

17時過ぎ、ミッションのトラブルによりピットイン。カウルを外しての作業後、17時25分頃、ドライバーをMarsh Matthew選手に交替してピットアウトしました。17時35分、オルタネーターの故障のため再びピットイン。修理に20分ほどを要してコース復帰。さらに、1時間ほど走って今度はインレットの破損によりピットイン。30分ほどの作業を終えて、ドライバーを野田選手にチェンジしてコースに戻ります。

ここまで、ほぼ、1時間に一度の割合でマシントラブルが起きており、長丁場のレースにやや不安が残る序盤。その後は順調にPourtales選、Matthew選手とステアリングを繋いでいきます。しかし、徐々にブーストの圧力が下がってきてしまうトラブルを抱え、ラップタイムは4分10秒台にまで落ち込んでしまいましたが、粘り強く周回を重ねます。

スタートから12時間たったレース折り返し時点で、野田選手が2回目のドライブ。この時点で、すでに7台が戦列を離脱、KSM Lola Mazdaは、総合45位に位置しています。

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