Project Royal Oak Release

「ル・マン 24時間耐久レース」 速報
粘りの走りをするも、スタートから23 時間15 分経過
野田選手、フィニッシュ目前に涙のリタイヤ

24時間レースの折り返し直前の14日(日)午前2時40分(現地時間。以下同様)より走行を続けていたKSM Lola Mazda野田英樹選手は、4時間あまりを走り、6時15分 Jean De Pourtales選手にステアリングを委ねました。

この夜間走行の最中にPescarolo SportのPeugeot 908 Hdi-FAPが、チャペル・コーナーで激しくクラッシュ。午前4時過ぎにセーフティカーが導入されました。チームはこのタイミングでブーストトラブルを解消。

その後、ドライバーは、Matthew Marsh選手に交替。朝9時半過ぎ、エキゾーストが破損するアクシデントが発生。メカニックの渾身の修復作業でKSM Lola Mazdaは、息を吹き返し、フィニッシュまで残り4時間あまりとなった午前11時半、ドライバーをPourtales選手に替えてレースに復帰しました。

レース終盤を迎え、参加55台のうち16台がリタイヤし、コース上に残っているのは39台。KSM Lola Mazdaは、数々のマシントラブルの中、完走を目指して力走を続けます。

フィニッシュまで1時間半あまりとなった13時30分過ぎ、2009年のル・マンのフィニッシュを飾るため野田選手がステアリングを握ります。そして、フィニッシュまで残すところ45分あまりとなった午後2時過ぎ、“運命の悪戯”と言うには、あまりに過酷な予期せぬ結末が待っていました。
なんと、エンジンにトラブル発生。野田選手は、何とか24時間完走を果たそうと、マシンを修理するためにピットロードへ。そこで、KSM LolaMazdaのエンジン付近から真っ赤な炎が吹き上がります。すぐにマーシャルが駆けつけ消火活動。ドライバーの野田選手は、怪我もなく無事に脱出。しかし、KSM Lola Mazdaの2009年のル・マンは、スタートから23時間15分あまりたったこのとき、ピットロードでフィニッシュとなりました。

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