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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2009.08.19 00:00
更新日: 2018.02.15 14:41

【Honda】アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)第7戦


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<ご参考>
本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:岩村哲夫)は、2009年8月17日に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

パトロン・ハイクロフト・レーシングが今季2度目の総合優勝
ロウズ・フェルナンデス・レーシングが今季6度目のLMP2クラス優勝

アメリカン・ルマン・シリーズ第7戦ロードアメリカ
■開催日   : 8月16日(日)
■開催地   : ウィスコンシン州エレクハートレイク
■サーキット : ロードアメリカ
■コース全長 : 6.5km

 アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)第7戦が16日(日)にロードアメリカで開催され、#9パトロン・ハイクロフト・アキュラを駆るデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組(パトロン・ハイクロフト・レーシング)が、#66ド・フェランXMサテライト・ラジオ・アキュラを駆るジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組(ド・フェラン・モータースポーツ)とレース残り15分間に壮絶なレースを展開した。その結果、全71周 2時間45分に及んだレースは、ブラバムがド・フェランに0.461秒差をつけ、パトロン・ハイクロフト・レーシングが今シーズン2度目となる総合優勝を飾った。

 ド・フェランとペジノはALMS史上初となるシーズン5度目の総合優勝を狙っていた。しかし、レース序盤でペジノがリードを奪ったものの、序盤のピットストップでペジノがシャープにリードを許すと、そのままパトロン・ハイクロフト・レーシングがトップをほぼ守る展開となった。
 最後のピットストップで、ド・フェラン・モータースポーツが全てのタイヤ交換を行ったのに対し、パトロン・ハイクロフト・レーシングは左のタイヤ2個のみを交換。このパトロン・ハイクロフト・レーシングの巧みなピットストップ作戦が功を奏し、最終的にブラバムがド・フェランからリードを奪った。その後も、壮絶な接近戦が繰り広げられたが、ブラバムがド・フェランを振り切る形で幕を閉じた。

 #15ロウズ・アキュラを駆るエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(ロウズ・フェルナンデス・レーシング)は、先週行われたミッドオハイオでのレース同様の素晴らしいピット作戦によってフェルナンデスがダイソン・レーシングの猛追を跳ねのけ、総合3位でフィニッシュし、今シーズン6度目のLMP2クラス優勝を果たした。これにより、アキュラ勢はシリーズ参戦以来5度目の快挙となる1-2-3フィニッシュを達成。さらに、ロウズ・フェルナンデス・レーシングは燃料効率の高さと総合的なパフォーマンスが評価され、今シーズン2度目の“ミシュラン・グリーンX・チャレンジ”でも優勝した。

 ALMS第8戦は8月30日(日)にカナダのロードコースで開催される。


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