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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2009.05.19 00:00
更新日: 2018.02.15 13:16

【Honda】ALMS第4戦アキュラ勢が2戦連続となる1-2-3フィニッシュを達成


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アキュラ勢が2戦連続となる1-2-3フィニッシュを達成
ロウズ・フェルナンデス・レーシングが開幕から4戦連続のLMP2クラス優勝

アメリカン・ルマン・シリーズ第4戦トゥーレ
■開催日   : 5月17日(日)
■開催地   : ユタ州トゥーレ
■サーキット : ミラー・モータースポーツ・パーク
■コース全長 : 4.905km

 アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)第4戦が17日(日)にユタ州トゥーレで開催され、#66 ド・フェランXMサテライト・ラジオ・アキュラを駆るジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組(ド・フェラン・モータースポーツ)が、#9 パトロン・ハイクロフト・アキュラを駆るデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組(パトロン・ハイクロフト・レーシング)に73秒の差をつけ、前戦に次ぐ今シーズン2度目の勝利を飾った。また、#15 ロウズ・アキュラを駆るエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(ロウズ・フェルナンデス・レーシング)はLMP2クラスの激戦を制し、今シーズン開幕から4戦連続で同クラス優勝を果たした。これにより、今シーズン2戦連続でのアキュラ勢の1-2-3フィニッシュとなった。

 LMP1クラスでは、ペジノが予選タイムの新記録を樹立し、XMラジオ・アキュラARX-02aは決勝でも驚異的なスピードを見せた。ド・フェラン・モータースポーツは、昨シーズン、このサーキットでALMSデビューを飾り、LMP2アキュラARX-01bで総合3位入賞を果たした。今シーズンは同じサーキットに戻って総合優勝を果たし、記念すべき勝利を収めた。2時間45分におよんだレースで、ド・フェランが目を見張るスタートダッシュを見せ、序盤の30周で30秒のリードを奪った。スローペースのマシンに行く手を阻まれたシャープを引き離し、その後、マシンを託されたペジノはファステストラップを記録し、ブラバムの猛攻をものともせず、勝利を掴んだ。 LMP2クラスでは、ロウズ・フェルナンデス・レーシングとダイソン・レーシングの壮絶なバトルが最後まで繰り広げられた。勝敗の鍵となったレース序盤、ディアスは2台のマツダのマシンと接近戦を繰り広げた。フェルナンデスはチェッカーフラッグまでリードを守り切るべくピット作戦を講じたが、ローラ・マツダはレース終盤の数周で1台のマシンがブロッカーとなり、もう1台のローラ・マツダのマシンが最終周でロウズ・アキュラを抜く作戦に出た。しかしながら、結果的にフェルナンデスがブッチ・ライジンガー(ダイソン・レーシング)の猛攻を跳ねのけ、LMP2クラス優勝を飾った。


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