アウディスポーツ・チーム・ヨーストは25日、アメリカン・ル・マン・シリーズ第9戦プチ・ル・マンに2台をエントリーさせることを明らかにした。プジョーもすでにエントリーを明らかにしており、セブリング、ル・マン24時間に続く再戦が実現することになる。

 ロードアトランタで行われるプチ・ル・マン・パワードバイ・マツダ6は1000マイル、もしくは10時間で争われる伝統のイベント。すでにプジョーが908HDI-FAPをエントリーすることを明らかにしており、これにオレカ、そして今回2台のアウディR15 TDIが加わることになった。

 ALMSのCEOを務めるスコット・アタートンは、今回の決定に喜びを隠さない。「私が今年、ファンやメディア、それに参加者からもいちばん多く受ける質問は、『アウディは今季中に戻ってくるのか?』というものだった。だから今こそ、私は喜んで『イエス!』と答えることができるんだよ!」

「アウディが今回2台のR15 TDIを持ち込むことで、今回のプチ・ル・マンは近年まれに見るファンタスティックなイベントになるだろう。プチ・ル・マンのディフェンディングウイナーであるアウディに対して、今季のALMSを戦うパトロン-ハイクロフトとド・フェランのアキュラ、インタースポーツレーシング、コルサ・モータースポーツがこれを迎え撃つ。それにプジョーやオレカなど、ヨーロッパの強豪たちが加わるのだからね!」

 過去3年に渡ってプチ・ル・マンを制しているアウディは、アラン・マクニッシュ/ディンド・カペッロのコンビに1台、マルコ・ベルナー/ルーカス・ルーアに1台という体制でプチ・ル・マンに挑む。また、マイク・ロッケンフェラーがリザーブとして控える。

「ロードアトランタでレースを戦うのは、2010年のル・マン24時間に対する最初の準備のひとつだ」と語るのはアウディ・モータースポーツのDr.ヴォルフガング・ウルリッヒ。「我々は今回、強力なライバルたちと競い合うことでR15 TDIに対する理解をより深める機会にしたい。テストでもたくさんのものを学ぶことはできるかもしれないが、やはりレースイベントの過酷さとは違うからね」

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