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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.12.03 00:00
更新日: 2018.02.16 20:33

アウディ「トヨタは終盤で飛躍的な進歩を遂げた」


2013/12/03
Audi、FIA世界耐久選手権(WEC)バーレーン大会で2位
●今シーズンの全8大会で、アウディは合計15回の表彰台を獲得
●ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が最終戦を2位でフィニッシュ

11月30日 インゴルシュタット/バーレーン:アウディは、FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦のバーレーン大会で、2位を獲得。これにより、アウディはマニュファ クチャラーズとドライバーの両方で既に世界チャンピオン*となっている今シーズン、全8戦中優勝を逃したのはわずか2回だけ、というすばらしい成績を残し ました。

 アウディスポーツ チームヨーストはレース開始から3時間が過ぎる直前まで、優勝の可能性を充分に持っていました。ロイック デュバル / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス) 組が駆るAudi R18 e-tron quattroは、トップを走るトヨタからわずか15秒差で走行していました。しかし、95周目に走行中のデュバルから、パワー トランスミッションに異常が発生したという無線連絡が入りました。Audi R18モデルは、2011年のレースデビューから通算23回目のレースにして初めて、マシンの不具合によるリタイアを喫しました。その時点で、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス) 組が2番手に浮上。その後、レーススタートから3時間33分が経過した時点で、競技長がマルセル ファスラーに対し、黄旗区間での追い越しがあったとしてドライブスルー ペナルティが告げられました。結果、1号車のAudi R18 e-tron quattroは1分以上の時間のロスを余儀なくされ、レースを2位でゴールすることになりました。