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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2011.05.09 00:00
更新日: 2018.02.16 02:14

アウディR18 TDIがデビューレースで3位入賞


Audi R18 TDIが、デビューレースで3位入賞

【ILMC第2戦:スパフランコルシャン(ベルギー)】
● カペロ/クリステンセン/マクニッシュ組が表彰台を獲得
● R18 TDIが初レースで3、4、5位に
● レース序盤で大活躍するも、結果に恵まれず

スパフランコルシャン(ベルギー)でのAudi R18 TDIデビューレースで、Audi Sport Team Joest(アウディ スポーツ チーム ヨースト)は予選において最高の結果を残し、決勝では3、4、5位を獲得しました。

スパで行われたルマン24時間向けリハーサルにおいて、新型Audi R18 TDIに初の表彰台をもたらしたのは、昨年と同じくリナルド カペロ、トム クリステンセン、アラン マクニッシュの3人でした。ファーストラップでスピンを喫したアラン マクニッシュは、その後は順調に追い上げ、16周目にはトップの座に返り咲きました。しかしリナルド カペロが走行中に、ピットレーンでのみ使用するスピードリミッターが突如誤作動し、20秒をロス。フロントタイヤの内圧が上昇したレース終盤、トム クリステンセンは非常に速いペースで走行していました。ルマン優勝回数記録保持者の彼は、2番手を走行するプジョーを抜き去るべく快調に走行していましたが、その時突然左リアタイヤがパンクしてしまい、予定外のピットインを余儀なくされました。最終的に、カペロ/クリステンセン/マクニッシュ組はトップと1ラップ差で、3位となりました。

Dr. ウォルフガング ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)のコメント:
Audi R18 TDIのポテンシャルを存分に発揮出来ずに終わった今日の結果は、正直に言って不満足だ。速さの面では、我々はプジョーに一歩もひけを取っていなかったが、単純で小さなトラブルが、しかもすべてのマシンに起きてしまった。大きな苛立ちを感じている。我々は今後、今日の経験を活かして、マシンをより良くするための作業を行う。今日、レーシングコンディションでの走行から、数多くのコトを学んだ。ルマン本番までに必要なすべての作業を終わらせようと思う。

【ILMC第2戦:スパフランコルシャンの結果】

1. ジェネ/ウルツ/デビッドソン (プジョー) 161ラップ 6時間02分3.799秒
2. モンタニー/サラザン/ミナシアン (プジョー) +42.965秒
3. カペロ/クリステンセン/マクニッシュ(Audi R18 TDI) – 1 Lap
4. ベルンハルト/デュマス/ロッケンフェラー(Audi R18 TDI) – 2 Laps
5. ファスラー/ロッテラー/トレルイエ (Audi R18 TDI) – 3 Laps


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