WTCC世界ツーリングカー選手権と併催で開催されるアジアン・ル・マン・シリーズの初戦、岡山ラウンドが30日に開幕。午前9時からの走行は17号車ペスカローロ・ジャッド(C.ティンソー/中野信治組)がトップタイムをマークした。
午前9時からスタートしたオープニングセッション。ふだん国内レースでは聞くことができない快音とともに、23台のル・マン規定のマシンがコースインした。
このセッションでまずトップタイムをマークしたのは、ソラ・レーシングの17号車ペスカローロ。ほぼペスカローロのワークスとも言えるカラーリングで、まずは1分20秒667というタイムでトップに。岡山でのタイムで言うと、スーパーGT500クラスよりも3秒以上速いタイムだ。
17号車に続いたのは、007号車ローラ・アストンマーチン。3番手にはロイック・デュバルが乗り込む10号車オレカ・エイムとなった。
LMP2クラスを上回るタイムをマークしてきたのは、LM-GT1クラスの61号車ヒトツヤマ・ノバのアストンマーチンDBR9。スーパーGTでの活動がまずは実を結んだ形だ。LMP2クラスは24号車ペスカローロ・マツダがトップになっている。
LM-GT2クラスでは、今回がデビューレースとも言える85号車ジム・ゲイナー・レーシングのフェラーリF430GTがトップタイム。2番手には91号車アストンマーチン・バンテージが続いた。3番手には92号車BMW M3となっている。