今季WEC世界耐久選手権に2台体制で参戦しているアストンマーチン・レーシング(AMR)が、来季は2台追加し、4台体制で参戦する可能性があると英AUTOSPORTが報じている。
昨年までLMP1クラスでスポーツカーレースに参戦していたAMRは、今季WECのLM-GTEクラスに移行。アストンマーチン・バンテージでLM-GTEプロクラスに1台、ラウンドによってGTEアマクラスに複数台をエントリーさせていた。
AMRのマネージングディレクターを務めるジョン・ガウはAUTOSPORTに対し、GTEプロクラスに2台のバンテージを走らせ、2台をアマクラスに参戦させる計画があると明らかにした。
「我々は現在、2台をプロクラスに、2台をアマクラスに参戦させ、4台を投入する計画がある」とガウ。「いろいろな計画がある中で、合計で2台から4台のオプションを探っているが、3台というのが最も好ましい形だろうね」
また、AMRは今季イギリスGTでアストンマーチン・V12バンテージGT3を走らせていたビーチディーン・モータースポーツが、AMRと協力してWECに参戦できないかという計画を立てているという。ビーチディーン・モータースポーツは過去にナイジェル・マンセルと組んでル・マンに挑戦したが、再びル・マンに参戦するべく、来季のWEC開幕戦シルバーストンに登場するという。
