今シーズン、シュコダ・ファビアS2000の登場とプジョー207S2000の進歩により苦戦を強いられているアバルト陣営。
 シーズンの折り返しポイントとなるロシアでなんとか流れを引き寄せたいところだ。

 アバルトのラリー活動を統括する元TTE、元プジョーのニコラ・グリーノは言う。
「我々は様々な技術的改良をマシンに施していたが、シーズンのスタートはひどいものだった。
 もちろん、どのラウンドもベストを尽くしてきたが、いささかツキが足りなかったようだ。あまつさえイプルーではトップ3に入ることも叶わず、したがって結果表にも我々のパフォーマンスは反映されなかった」

「2007年にロシアで勝っているアントン・アレンは我々にとって非常に心強い存在ではあるが、路面コンディションの影響も無視できないだろう。あの時は路面が非常にスムーズだった。そう、まるでフィンランドのようにね。
 今年は昨年の厳冬のせいで、場所によっては路面がひどく荒れているという情報も入ってきている。気を引き締めてかからないといけないね」

 今週末に迫ったラリーロシアには、昨年プジョー207でスポット参戦し勝利を挙げたユホ・ハンニネンがシュコダ・ファビアで勝ちを狙っている。勝利を目指すアバルト勢の最大のライバルとなりそうだ。

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