今季ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)とル・マン24時間にシグナテックとともに参戦するアルピーヌが、LMP2参戦に向けたブルーとオレンジのカラーリングを公開した。
2012年11月に、ルノーとケータハムが共同でソシエテ・デ・オートモビル・アルピーヌ・ケータハムを設立、新型車両を開発し2016年のデビューを目指しル・マン参戦を目指しているが、今季のELMSとル・マン24時間には、それに先駆けアルピーヌはシグナテックとコラボし、LMP2クラスにニッサンVK45DEエンジンを搭載した“アルピーヌ”シャシーで参戦する。
3月8日にすでに参戦体制は明らかにされていたが、22日、ポール・リカールで行われるELMS合同テストを前にブルーとオレンジに彩られたカラーリングが発表された。マシンはフランスのナショナルカラーであるブルーをベースにオレンジのラインが入れられ、新アルピーヌのブランドカラーに彩られている。
「11月の発表以来、アルピーヌは復活を遂げ、これまで一歩ずつステップを踏んできた。この新たなカラーリングの発表は、次なる一歩だ」と語るのはアルピーヌ・ケータハムのCEO、ベルナール・オリビエ。
「この車両はすぐに走りはじめるが、我々が耐久レースに復帰するというニュースは、昔からのアルピーヌのファンのみならず全体的に好意的に受け取られているんだ。我々はこのブランドカラーのマシンが走りはじめるのが待ちきれない」
この36号車アルピーヌ・ニッサンはネルソン・パンチティアシ、ピエール・ラゲのふたりがドライブする予定で、ル・マン24時間ではこのふたりに加え、トリスタン・ゴメンディが乗り込む。