アルピーヌのモータースポーツ担当副社長であるブルーノ・ファミンは、WEC世界耐久選手権における水素自動車の将来について、ルールメーカーに対し「適切なシグナルを送る」よう求めている。同氏は、このシリーズはまだ技術規則がないことによって「鶏が先か卵が先か」の問題を抱えていると説明した。
アルピーヌは、モータースポーツだけでなくロードカー全般への水素の活用に積極的な関心を示しているブランドのひとつだ。このフランスのメーカーは昨年後半、水素を燃料とする内燃機関を採用したコンセプトカーの最新版『アルペングローHy6』を発表した。
