TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2025年6月11日、ル・マン24時間レースが開催されているフランス、サルト・サーキット内で、液体水素を燃料として利用して走行するプロトタイプ車両『GR LH2 Racing Concept(GR LH2レーシング・コンセプト)』を世界初公開した。
「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」と、カーボンニュートラル社会の実現に向けた、多方面の取り組みを行うトヨタ。同社はその一環として日本のスーパー耐久シリーズST-Qクラスで、水素エンジンを搭載したGRカローラを走らせるなど、レースやモータースポーツを通じた開発によって水素を活用する技術を磨いてきた。
