トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパ(TGR-E)のテクニカルディレクター、デイビッド・フルーリーは、6月14~15日に行われた今季2025年のル・マン24時間レースを“2クラスレース”と評し、トヨタGR010ハイブリッド7号車・8号車は勝利のために戦う「ポテンシャルをまったく持ち合わせていなかった」と述べた。
フルーリーのこの発言は、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース組の7号車が陣営最上位となる総合6位でフィニッシュした後に行われた。レースの大部分で上位を走っていた姉妹車の8号車は、終盤に左フロントホイールが脱落する不運なトラブルに見舞われ16位に沈んだ。
