チームWRTのヴァンサン・ボッセ代表は、第93回ル・マン24時間レースにおけるBMWの結果を「非常に残念」と評した。レース中、BMWの4台すべてがさまざまなトラブルやアクシデントに見舞われ、好成績を収めることができなかったためだ。

 ハイパーカークラスにエントリーするBMW Mハイブリッド V8の2台と、LMGT3クラスのBMW M4 GT3 EVOの2台は、WEC世界耐久選手権の第4戦としても数えられるこの伝統の一戦を、無傷で完走することはできなかった。WRT勢の最上位は、ロビン・フラインス/レネ・ラスト/シェルドン・ファン・デル・リンデ組の20号車Mハイブリッド V8がを記録。20号車は当初18位でフィニッシュしたが、50号車フェラーリ499Pの失格により17位に繰り上がっている。

■ロッシ車には電気系トラブルが発生

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