WEC世界耐久選手権第4戦『第93回ル・マン24時間レース』は、33万2000人の大観衆が見守るなか、6月15日16時にフランスのル・マン24時間サーキット(サルト・サーキット)でフィニッシュを迎えた。トヨタ・ガズー・レーシング(TGR)は7号車トヨタGR010ハイブリッドが総合6位、姉妹車の8号車が16位で完走を果たしている。
7号車のドライバーでもある小林可夢偉が率いるチームは、トヨタのル・マン初挑戦から40周年の節目の大会で6度目の総合優勝を目指したが、上位チームの圧倒的なレースペースと不運がTGRの前に立ちはだかった。
