マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、バーレーンGPで苦戦することを覚悟しているが何とかマシンのポテンシャルをすべて出し切り、ヨーロッパラウンド以降の向上に役立つような週末にしたいと語った。

 中国GPでアロンソはトラブルでFP3を全く走れず、予選で18番手に沈んだが、決勝では12位完走を果たした。

 バーレーン・インターナショナルサーキットは4つのロングストレートを備えたコースで、燃費の面でも非常に厳しく、マクラーレン・ホンダが苦戦するだろうことはアロンソも認めている。しかし、毎戦マシンが進歩しているのは確かであり、ヨーロッパラウンド以降のためにまた貴重なデータを集めたいと彼は語った。

「中国ではチームが大きく進歩したと感じた。特に僕にとってはレースを最後まで走り切って(今年)これまで最長の距離を走れたからね」とアロンソ。

「1周走るごとに貴重なデータが手に入る。だからレースを完走するというのは重要な進歩だ。同時にパッケージの信頼性が向上していることの表れでもある」
「走っていて楽しかったし、最終スティントでのパフォーマンスには大きな期待を感じることができた」

「バーレーンに臨むにあたっての目標は、信頼性を維持してこの勢いをさらに高め、当然のことながらパフォーマンス向上を図ることだ。その目標に沿って毎週末取り組んでいくよ」
「オーストラリア、マレーシア、中国と毎週末僕らは進歩してきた。この2戦は連続開催だが、バーレーンに到着し次第セットアップ作業に取り組み、このサーキットでポテンシャルを最大限に発揮することを目指す」

「僕らのマシンはここで苦戦するだろう。でも一番の目標はレースを完走し、できるだけ多くのデータを集め、バルセロナ以降に向けた準備に役立てることだ。常に進歩しているのは分かっており、マシンの感触もとてもいい。つまりこれから開発していくための優れた基礎があるといえる」

「バーレーンで何が起こるのかを確認するのが楽しみだ。すべてのセッションを通してこの週末を最大限に活用することを目指すよ」

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