2011年F1シンガポールGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 決勝4位
残念なことに今日は表彰台フィニッシュを成し遂げるのは無理だった。僕らにはそれだけの速さがなかったし、レース中、一時は3位を走ったけれど、いずれは抜かれてしまうと分かっていた。いいスタートを決め、何か予想外のことが起こり、すべてを完璧にやれば、表彰台に手が届くかもしれないが、今の時点で僕らのマシンのパフォーマンスは3番手だというのが現実だ。今日のようにセーフティカーが出動し、ウエーバーとの間に築いていた数秒のアドバンテージがなくなってしまい、その上、少し注意の足りないバックマーカーがいて、予想外の問題が発生すれば、すべてがより一層困難になってしまう。
序盤、スーパーソフトで走った時はデグラデーションがとても大きかったが、ソフトに履き替えると、レッドブルやマクラーレンに近い、ノーマルな状態に戻った。
僕らは週末を通して戦い続けた。チームの働きには満足している。チームは常にベストを尽くしてくれたし、僕らはこのレースで自分たちに可能な最大限の結果を出した。あと5戦、難しいレースが残っているが、僕らのモチベーションは変わらない。時には攻撃することができるかもしれないし、防御せざるをえない時もあるだろう。でもいずれにしても、僕らは常にベストを尽くし続ける。