2011年で世界選手権となって2年目となるFIA GT1世界選手権。エントリー締め切りは今月末で残り2週間を切っているが、すでにフォードGTを使っていたマテックレーシングとマセラティのトリプルH・ヘーガーレーシングは、今季の参戦中止を発表している。その他の動向はどうなっているのだろうか!?

 2010年に参戦したチームの中では、フォードGTを使用していたマルクVDS、マセラティを使用していたヴィータフォン、アストンマーチンを使用していたヤングドライバーAMR、ランボルギーニ・ムルシェラゴのライターエンジニアリングとオール・インクルシブ・コムは今季の継続参戦を正式に表明している。

 一方、噂の段階ではアストンマーチンのヘクシス、コルベットのマッドクロックもおそらく参戦を継続するだろうと噂されている。日本のファンにとって一番の関心であろうニッサンGT-R陣営は、スモウパワーとスイスレーシングの両チームがGT-Rで参戦が確実ではないかとと予想されている。ただ、その他のチームは経済的理由でギリギリまで参戦を検討するとされている状況だ。

 いずれのチームもドライバーの発表はまだないものの、ヴィータフォンのチーム監督でもあるミハエル・バルテルス、オール・インクルシブ・コムのチームマネージャーでもあるマーク・バセングは、今季も自らステアリングを握ることを明かしている。

 新規参戦チームが現れるのかも興味深いところだが、今季の参加規定レギュレーションでは1メーカー(車種)につき4台という参戦義務は緩和され、1メーカーにつき2〜6台までの参戦が可能となる。そして、最低参加台数が24台から16台になり、予選のポイント制度やタイヤの使用本数についてのレギュレーションが改正される。

 シリーズ全体については、今季のFIA GT1のカレンダーがすでに発表されているが、5月のドイツ戦だけが未定のままになっていた。しかし先日、5月14~15日にザクセンリンクでの開催が決定した。ドイツで人気のADAC GTマスターズとの同日開催となる。

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