6日、シュコダ・ファビアS2000をドライブしロンド・ディ・アンドラ・ラリーに参戦、最初のステージでクラッシュし病院に搬送されたロバート・クビカだが、右腕、手、足に負った骨折のうち、手は重傷で、切断の可能性について「現段階で否定も肯定もしない」と伝えられている。
motorsport.comが伝えているところによれば、クビカは病院で現地時間14時から手術を受けているが、クビカは傷を負った中でも手の状況が重く、内臓や脳など広範囲にチェックを受けた後、手のスペシャリストであるイゴール・ロセッロ医師により手術が行われているという。
イタリアの保健衛生当局のロベルト・カロッシーノ氏はクビカの状態について、腕の切断の可能性があるのか? というスカイ・イタリアの質問に対し、「クビカの手の状態は非常にデリケートな状況で、多くの出血もあった。すべての評価はまだ為されていない」と答えている。
「切断という決断はそれほど早急に為されるべきことではない。私は、レポートに対し否定も肯定もできない」
現在クビカの容態についてはさまざまな情報が流れており、一部には腰も負傷しているという説もある。今はクビカの手術が成功することを祈るのみだ。