アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)やル・マン24時間で活躍するコルベット・レーシングは、2011年のドライバーラインナップとしてトミー・ミルナーとリチャード・ウェストブロックが加入すると発表した。
ミルナーはパノスやポルシェ、レイホール-レターマンのBMW M3 GT2などをドライブした経験を持つドライバで、2010年のALMSランキングではGTクラスで3位。一方ウェストブロックは2009年のFIA GT2王者で、ル・マンやデイトナ、ニュルブルクリンクなど耐久レースで豊富な経験を持つ。
コルベット・レーシングでは2011年もアメリカン・ル・マンで2台のコルベットC6.Rを走らせる予定で、ミルナーはオリビエ・ベレッタとコンビを組み3号車のレギュラーとして参戦。長距離レースの3号車の第3ドライバーにはアントニオ・ガルシアが加入するという。また、ウェストブロックは長距離レースの第3ドライバーとしてヤン・マグヌッセン/オリバー・ギャビンの4号車に加わるという。
「ALMSのGTクラスにおけるコンペティションは年々高まっており、究極のレベルまで来ている。我々のゴールはチームをこの中で可能な限りコンペティティブにすることで、トミー・ミルナーとリチャード・ウェストブロックの加入は我々の目標達成に向けて喜ぶべきものと言える」とGMレーシングのマーク・ケントディレクターはコメントしている。
