コンクエスト・レーシングは、現在所有しているインディカーのシャシー、ダラーラDW12を売却し、昨年から参戦しているアメリカン・ル・マン・シリーズに集中するだろうと報道されている。
元インディ・ライツチャンピオンのエリック・バシェラールがオーナーを務めるコンクエスト・レーシングは、1997年からインディ・ライツに参戦。2002年にはインディカー、翌年にはチャンプカーに参戦しアメリカン・オープン・ホイールのレースを主戦場としてきたアメリカの老舗チームだ。
昨年は、インディカーの新シャシー、ダラーラDW12を所有するもののエンジン供給を受けられず、インディカー参戦を断念。コンクエスト・エンデュランスとしてニッサンエンジンを使用しアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)に参戦し、LMP2クラスで1勝を挙げシリーズ2位でシーズンを終えていた。
バシェラールは、昨年の11月にインディカーにフル参戦で戻りたいと公言していたものの、今週ダラーラDW12の売却を決断。今季もALMS参戦に集中する方向のようだ。
「我々は、今週その決断を下しました。多くのシナリオを考慮したが、我々は競争力を持ったインディカープログラムを準備する時間がないと決定した。我々のスタンダードに反して行動したわけではなく、最後の瞬間まで考えてステップバックをした方がいいと考えたんだ」
バシェラールは、今季のALMS参戦に対し、昨年の経験が必ず活きると信じている。
「経験がなくLMP2クラスを戦ったことは、とてもポジティブな経験だったし、チームとしてできることを証明できた。我々は現在ALMSのP2クラス、PCおよびGTCクラスの異なる計画を考えている。我々はもう一度選手権を勝ち取る努力ができるし、勝つためにチームを準備した」と語る。
