富士重工業とスバルテクニカインターナショナル(STI)は13日、2012年のモータースポーツ活動について発表し、今年のニュルブルクリンク24時間レースにSTI開発のコンプリートカー「S206」をベースにしたマシンで参戦すると明らかにした。
今年もドイツ・ニュルブルクリンクのオールドコース(通称ノルドシュライフェ)を舞台に開催される24時間レース(5月17日~20日)に、スバルはSTIが独自に開発したコンプリートカーのS206(4ドアセダン)をベースとしたマシンで臨む。
このマシンは、2011年の同レースでSP3Tクラス優勝したSUBARU WRX STI tSをベースとするマシンに、S206の内容を織り込むとともにさらなる軽量化などを施したパフォーマンスアップ車両で、昨年同様に吉田寿博、佐々木孝太、マルセル・エンゲルス(ドイツ)、カルロ・バンダム(オランダ)という4人がドライブする。
チームは、4月に現地で行われるショートレース(VLNシリーズ)でセットアップを行い、5月19日・20日の本番に臨む予定。車両開発およびチーム運営を指揮するのは、これまで同様STIの辰己英治となる。
また、日本からも、全国のスバル特約店より選りすぐられたサービスマンがチームクルーとして派遣される。
2012年、その他カテゴリー別の活動内容は、以下の通り。(リリース原文ママ)
■SUPER GTシリーズ
名実共に日本国内最高峰のレースに位置づけられるSUPER GTシリーズに、新開発の「SUBARU BRZ GT300」で出場します。辰己英治STIモータースポーツプロジェクト室長の指揮のもとSTIが製作したこのJAF GT車両は、昨年までのレガシィB4 GT300で培ったBOXERターボエンジンをフロントに搭載しベース車と同じレイアウトのFRを採用しています。チーム運営は、これまで同様「R&Dスポーツ」(神奈川県厚木市、本島伸次代表)とともに取り組みます。ドライバーも2011年同様の山野哲也、佐々木孝太の2名を起用。2012年はマシンの早期熟成を図り、クラス優勝を目指します。
■SUBARUチャレンジアワード
2011年に引き続き、FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)に参戦するSUBARUカスタマーへの活動支援として、「SUBARUチャレンジアワード」を設定し、各イベント及び、シーズンで上位3位までを表彰します。2011年はSUBARUカスタマーがPWRC年間1位、2位を獲得するなど、SUBARUチャレンジアワードの効果がありました。本年はさらなるカスタマーの拡大を図るため、アワード総額を約20%増額し充実させます。
■インターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)にマニュファクチャラー登録
SUBARUは、昨年に引き続き「インターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)」に今年もマニュファクチャラー登録します。これによって、IRCにチャレンジするSUBARUカスタマーのポイント獲得が可能となるもので、2010年から登録を継続しています。このカテゴリーは、WRX STI グループR4を駆る新井敏弘が2011年のプロダクションカップタイトルを獲得しており、2012年は連覇を目指しています。2012年は、新井敏弘の他、ヤルコ・ニッカラ(フィンランド)、アンドレアス・アイグナー(オーストリア)の活動支援を行います。
なおスバルトラベルサービス(スバル興産株式会社 旅行サービス部 本社:東京都新宿区)は、昨年度と同様にニュルブルクリンク24時間レースの観戦ツアーを企画します。
