ブランパン耐久シリーズは24日、7月23日〜25日に開催される第4戦スパ・フランコルシャン24時間に向けて公式テストが行われ、BMWスポーツトロフィー・チームマルクVDSの45号車BMW Z4がトップタイムをマークした。

 今年で67回目を迎える伝統の耐久レース、スパ24時間。近年はブランパン耐久シリーズの1戦として組み込まれ、例年多数のエントリーを集めているほか、ダブルポイントとなるため王座争いにおいても重要な一戦となっている。

 今年のスパ24時間には、66台がエントリー。シリーズを戦うチームはもちろん、スポット参戦のチームやドライバーにも注目の名前が集まった。アウディスポーツ・チームフェニックスの6号車アウディR8 LMSは、アンドレ・ロッテラー/マルセル・ファスラー/マイク・ロッケンフェラーという強力なラインナップに。また、アウディスポーツ・チームWRTの1号車もローレンス・バンスール/レネ・ラスト/マーカス・ビンケルホックという昨年のスパを制した3人が揃った。

 昨年首位を争ったマルクVDSは2台のBMW Z4を投入。45号車には、マキシム・マルタン/アウグスト・ファーフスのふたりがラインナップされている。また、AFコルセがプロ-アマクラスに投入する47号車フェラーリ458イタリアには、WEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスでも活躍するジャンマリア・ブルーニが名を連ねている。

 ほかにも、マクラーレン650S GT3を2台投入しているフォン・ライアン・レーシングの59号車にはブルーノ・セナも起用されているほか、スポット参戦となるROALモータースポーツの9号車BMWには、アレックス・ザナルディ/ティモ・グロック/ブルーノ・シュペングラーの3人がラインナップされている。

 2台のニッサンGT-RニスモGT3でシリーズに参戦しているニッサンGTアカデミー・チームRJNの23号車は、シリーズ戦と変わらず千代勝正/ウォルフガング・ライプ/アレックス・バンコムの3名を起用。プロ-アマクラスを戦う22号車は、3人のGTアカデミーウイナーたちとともに、オリビエ・プラがラインナップされた。

 60台が参加した24日のテストデーは、好天のもと終始ドライコンディションで推移。赤旗中断をはさみながらも、午前と午後合わせて8時間のセッションが行われた。1日を通しての首位は、午前のセッションで2分19秒034をマークした45号車BMWとなった。なお、45号車は午後のセッションでも2分19秒083の好タイムをマークしている。

 コンマ1秒差の2番手にGRTグレッサー・レーシングチームの63号車ランボルギーニ・ウラカン、3番手に46号車BMWが入り、59号車マクラーレンが4番手に。プロ-アマクラスの47号車がフェラーリが総合5番手につけ、1号車アウディR8 LMSが6番手に続いている。

 ロッテラーも乗りこむ6号車アウディは30番手、20日にポールリカールでシリーズ初勝利を挙げた23号車ニッサンは32番手でテストを終えている。

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