ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は13日、セブリング・インターナショナル・レースウェイで第2戦セブリング12時間が開幕を迎え、3回のフリー走行が行われた。チップ・ガナッシ・レーシングの02号車フォード・ライリーDPが初日のトップタイムをマークしている。

 アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダム・シリーズの統合により今季からスタートし、1月末に開幕戦デイトナ24時間が開催されたUSCC。第2戦セブリング12時間の初日は、チップ・ガナッシの02号車フォード・ライリーDPが速さを見せた。

 USCCの最高峰クラスとなるPクラスではここまで、コルベットDPが開幕前から速さを見せていたが、今回のセブリング12時間を前に新たなBoP(性能調整)が実施。コルベットエンジンの性能が抑えられた一方、フォード・エコブーストエンジンの性能が上昇していた。

 02号車フォード・ライリーDPは、1回目のフリー走行でスコット・ディクソンが1分52秒357を記録。このタイムで初日の首位となった。OAKレーシングの42号車モーガン・ニッサンが1分52秒857で2番手につけ、LMP2勢も上々の立ち上がりを見せている。

 コルベットエンジンの性能が低下させられたとはいえ、開幕勝利を挙げたアクション・エクスプレス・レーシングの5号車コルベットDPが3番手に。ただ、タイムは1分53秒404と首位からは1秒以上離されている。4番手にマイケル・シャンク・レーシング・ウィズ・カーブ/アガジャニアンの60号車フォード・ライリーDP、5番手にはマッスルミルク・ピケット・レーシングの6号車オレカ03・ニッサンが入った。

 オレカFLM09のワンメイクで争われるPCクラスでは、デイトナ24時間でもクラス優勝を果たしているCOREオートスポーツの54号車が1分55秒382で初日の首位につけている。2番手には、パフォーマンステック・モータースポーツの38号車が1分56秒633で入った。

 GTLMクラスは、リシ・コンペティツォーネの62号車フェラーリ458 イタリアが1分59秒394で初日の首位に。62号車フェラーリは、開幕戦で喫した大クラッシュの影響で2月中旬のセブリングテストはクローン・レーシングと共同で参加する形となっていたものの、このセブリング12時間から戦線復帰。マッテオ・マルセリがステアリングを握り、この日のトップタイムをマークした。
 2番手にはコルベット・レーシングの4号車シボレー・コルベットC7.R、3番手に3号車シボレー・コルベットC7.Rが続いている。

 GTDクラスでは、TRG-AMRの007号車アストンマーチン V12バンテージが2分3秒762のトップタイムをマーク。2番手にMONO/NGTモータースポーツの30号車ポルシェ911 GTアメリカがつけている。

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