今年も1月24日〜27日に開催されるロレックス・デイトナ24時間レースに、今年もスポットでインディカー・ドライバーや元F1ドライバーなど、多くの有力ドライバーがエントリーしている。
1962年に第1回が行われた、年初の伝統的イベントであるデイトナ24時間。グランダム・シリーズの一戦であるとともに、毎年その勝利をつかむべく、多くのスポット参戦のドライバーが参戦するレースでもある。
2台のBMWライリーで2年ぶりの勝利を狙うチップ・ガナッシは、01号車にスコット・ディクソン、チャーリー・キンボールといったインディカー経験者に加えファン-パブロ・モントーヤを揃え、昨年のランキング首位であるスコット・プルーエット、メモ・ロハスと組む。また、02号車にはダブルエントリーのディクソン、プルーエットに加えダリオ・フランキッティ、ジョーイ・ハンド、ジェイミー・マクマレイが乗り込む。
WEC世界耐久選手権のLMP2ウイナーである2号車スターワークス(フォード・ライリー)は、セバスチャン・ブルデー、そしてアラン・マクニッシュというドライバーを揃えたほか、8スター・モータースポーツ(コルベットDP)にはアンソニー・デイビッドソン、ペドロ・ラミー、ニコラス・ミナシアン、エンツォ・ポトリッツィオ、ステファン・サラザンといった耐久のエキスパートを起用している。
また、ウェイン・テイラー・レーシング(コルベットDP)はマッシミリアーノ・アンジェレッリに加え、インディカー王者のライアン-ハンター・レイを起用。インディカー界からはトニー・カナーンが盟友ルーベンス・バリチェロとともにポルシェを駆り、GTクラスに参戦する。
GTクラスでは、ALMSのトップランナーであるエクストリーム・スピードがパトロンカラーのフェラーリ458を走らせるほか、アウディスポーツ・カスタマーレーシング/AJRがフェリペ・アルベケルク/オリバー・ジャービス/エドアルド・モルタラといったDTMドライバーを揃え、アウディR8グランダムを走らせる。