今年で50回目を迎えた伝統のロレックス・デイトナ24時間耐久レースは28日〜29日に決勝レースが行われ、マイケル・シャンク・レーシングのAJアルメンディンガー/オズワルド・ネグリ/ジョン・ピュウ/ジャスティン・ウイルソン組60号車ライリー・フォードが総合優勝を飾った。

 デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで1962年から開催されているデイトナ24時間。ここ数年はロレックス・グランダムシリーズの開幕戦として開催されており、今季は新型デイトナプロトが多数参戦。50周年として注目を集めた。

 26日に行われた予選では、スターワークス・モータースポーツのエンツォ・ポトリッツィオ/ライアン・デルジエル/アレックス・ポポウ/ルーカス・ルーア/アラン・マクニッシュ組8号車ライリー・フォードがポールポジションを獲得。サントラストのマックス・アンジェレッリ/ライアン・ブリスコ/リッキー・テイラー組10号車コルベットDPが2番手、チップ・ガナッシのスコット・ディクソン/ダリオ・フランキッティ/ジェイミー・マクマレイ/ファン-パブロ・モントーヤ組02号車ライリー・BMWが3番手につけた。

 レースは序盤、ポールの8号車をかわし、アレックス・ガーニー駆る99号車コルベットDPがリード。ネグリ駆るマイケル・シャンク60号車が2番手に浮上し、チップ・ガナッシ02号車が続く展開に。夜はシボレーワークスドライバーたちが乗り込む90号車コルベットDPがリードを奪う展開となる。

 レース半分というところでは今度は8号車ライリー・フォードがリードを奪うなど激しく順位が入れ替わる展開となるが、残り4時間というところで、ウイルソン駆る60号車が首位浮上。スターワークス8号車との接近戦の様相を呈していく。

 最終的に、24時間の時点で5.198秒差という僅差の争いを制し、60号車が優勝。マイケル・シャンク・レーシングにとっては初優勝で、恒例のビクトリーレーンでクルーは喜びに沸くことに。マイケル・シャンク・レーシングはジョージ・コンサルベス/マイケル・マクドゥエル/フェリペ・ナスール/グスタポ・ヤカマン組6号車も3位に入ることとなった。

 GTクラスは、アンディ・ラリー/リチャード・リエツ/ジョン・ポッター/レネ・ラスト組マグナス・レーシングの44号車ポルシェが優勝。僅差でTRGの67号車ポルシェが2位となった。3位もポルシェで、ブルーモス・レーシングの59号車が入賞。スティーブンソン・モータースポーツの57号車シボレー・カマロが4位となった。

 マツダRX-8勢は、スピードソースの70号車がGTクラス6位/総合18位に。俳優のパトリック・デンプシーが乗り込んだデンプシー・レーシングの40号車はGTクラス10位。42号車はクラス12位、41号車はクラス27位、43号車はクラス44位となっている。

本日のレースクイーン

水瀬琴音みなせことね
2025年 / スーパー耐久
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