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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.04.14 00:00
更新日: 2018.02.16 23:07

トヨタ、2万5000km以上の走行終えWEC開幕戦に臨む


トヨタ・レーシングの新型TS040 HYBRID
WEC開幕戦シルバーストーンのデビュー戦へ向けて準備万端

 トヨタ・レーシングは、今週末の2014年FIA世界選手権(WEC)開幕戦、シルバーストーン6時間レースで、1000馬力を発揮する新たなTS040 HYBRIDのデビュー戦を迎える。

 新しいTS040 HYBRIDは、トヨタの画期的な4輪駆動ハイブリッド技術を採用し、ル・マン24時間レースを含む、今季のWECシリーズ全8戦へ向けた準備として25,000km以上のテスト走行を終えている。

 開幕戦シルバーストーンでは、ハイダウンフォース仕様のTS040 HYBRIDが投入される予定で、この仕様は6月のル・マン24時間レース用に、最高速を重視したローダウンフォース仕様と比べ、最高速よりも空力的なグリップを重視している。

 TS040 HYBRIDの#7はアレックス・ブルツとステファン・サラザン、中嶋一貴の3名が、 #8はアンソニー・デビッドソン、ニコラス・ラピエールとセバスチャン・ブエミの3名がドライブする。

 トヨタ・レーシングはこれまで2回出場したシルバーストーン戦でどちらも表彰台フィニッシュを果たすと共に、昨年は予選で1-2番手を獲得した。今回はもちろん、新たなシーズンの完璧なスタートを切るべく、優勝を目指す。