WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているトヨタ・レーシングは、新たなLMP1車両規定に準拠した新型車両『TS040ハイブリッド』を、3月27日にポール・リカール・サーキットでお披露目すると明らかにした。
LMP1クラスでは今季、ワークスチームにハイブリッドシステムの搭載を義務付けることなどが盛り込まれた新たな車両規定が導入されるが、トヨタは今季に向けて、4輪での回生/力行を行うTHS-Rシステムや、新たなV8ガソリンエンジンを搭載したTS040ハイブリッドを開発。2台体制でフル参戦することを発表している。
トヨタはここまで、マシンの外観を窺うことのできるティザームービーや画像のほか、エキゾーストノートの音声などを公開しているものの、マシンのお披露目は行っていなかった。
トヨタによると、ポール・リカール公式テストを翌日に控えた27日に、同サーキットでTS040ハイブリッドの記者発表会を開催し、マシンのお披露目を行うということだ。この場で、マシンの詳細なスペックなども明らかにされるものと見られる。