ル・マン24時間の予選で3番手タイムをマークしたトヨタ8号車のアンソニー・デイビッドソンは、決勝では予選よりも強さを発揮できると自信をみせた。
予選2回目を4番手で終えた8号車のトヨタTS030ハイブリッドは、赤旗中断もあった予選3回目のチェッカーフラッグを前にデイビッドソンがラストアタックを試み、アラン・マクニッシュらのハイブリッドアウディ2号車をコンマ4秒ほど上回る3分24秒842をマーク、決勝の3番手スタートを手に入れた。
「予選セッションでは、TS030 HYBRIDの性能のほぼ全てを引き出せたと思う」とデイビッドソンは語っている。
「良いラップタイムをマークすることが出来、得られた結果には満足している。私はまだTS030 HYBRIDに乗り始めて間もなく、日々速くドライブ出来るようになっている。TS030 HYBRIDはバランスも良く、非常に快適だった。決勝レースでどこまでやれるのかを、本当に楽しみにしており、我々の車両の信頼性が高いことを望んでいる」
「我々がポールポジションに迫るパフォーマンスを示せたことに驚いている人もいると思うが、実際のところ、決勝レースでは予選よりも強さを見せられると思う。ル・マンは非常にタフなレースだが、トラブルに見舞われることなく、全てが上手く行けば、表彰台には上れるはずだ」
