2012年のル・マン24時間とWEC世界耐久選手権の数戦に参戦する予定のトヨタのハイブリッドLMP1カーが、先週水曜日(11日)からポール・リカールでシェイクダウンテストを行ったと英AUTOSPORT.comが報じている。
2012年から日本で開発したハイブリッドシステムを搭載し、ドイツ・ケルンにあるトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)で開発したシャシーに搭載しル・マン24時間とWEC数戦に参戦する予定のトヨタLMP1。
トヨタ自動車からアナウンスされている車両公開の日程は、ポール・リカールで1月24日から27日までとされており、まだ1週間ある。AUTOSPORT.comはTMGに11日からのシェイクダウンテストについて問い合わせたが、コメントは得られなかった。
このシェイクダウンテストには今季参戦ドライバーに決定しているアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴が参加し、全員がステアリングを握った様子だ。まだ正式な参戦スケジュール等は明らかにされていないが、ル・マン24時間に1台が参加するほか、5月のWECスパ戦に参戦すると予想されている。
