WEC第7戦富士で予選2番手につけた1号車アウディR18 e-トロン・クワトロのブノワ・トレルイエは、「ポールポジションを獲得することで、日本のファンとチームへの感謝の気持ちを表そうと思っていたんだけど」とポール獲得を逃したことを悔しがった。
アタックを担ったトレルイエは、「もう少し速く走れたかもしれないけれど、今回の予選アタックは充分に良かったと思っている。ポールポジションを獲得できる可能性があったかどうかは分からないけど、マシンはすごく良い状態だった」と振り返る。
日本でレースキャリアの多くを過ごし、今回ひさびさの“里帰り”を楽しんでいるトレルイエ。「僕のキャリアの大部分を過ごした日本なので、多くのファンが『僕がポールポジションを獲る』と期待してくれたかと思うと、少し残念な気分ではあるけどね」と少し悔しそうな様子。
「多くの人達がサーキットに駆けつけてくれて、僕の来日を歓迎してくれていた。ポールポジションを獲得することで、そんな人達とチームへの感謝の気持ちを表そうと思っていたんだけどね」
アウディスポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒは、予選までの展開について予想よりも接近しているものの、大事なのは決勝の結果だと語っている。
「トヨタとアウディの差がわずか0.14秒という、非常に接近した予選だった。決勝レースはとても厳しい展開になるだろうと予感していると同時に、予想していたよりも接近戦となるだろうと考えている」とウルリッヒ。
「最も重要なことは、我々は練習走行や予選では、決勝レースで勝利を収めるための最善の結果を得ているということだ。レースはスリリングな展開になるだろう。土曜日にこれほどまでに多くの観客が集まったことで、明日のレースではますます多くの観客が観戦に訪れてくれるのだろうと期待している」
