ニスモは、2月6日〜8日にオーストラリアで開催されるバサースト12時間に、ニスモアスリートグローバルチームとしてニッサンGT-RニスモGT3を投入すると発表した。ドライバーには、千代勝正/アレックス・バンコム/ウォルフガング・ライプの3名が起用されている。

 オーストラリアのマウントパノラマ・サーキットで開催されるバサースト12時間は、GT3やGT4車両で争われるオーストラリア最高峰のスポーツカー耐久レース。昨年、22年ぶりにこのバサースト参戦を果たしたニッサン/ニスモは、予選5番手を獲得。ただ、決勝はクラッシュによりリタイアとなった。

 ニスモは、今年もニッサンGT-RニスモGT3をこのバサーストに投入。ドライバーには、昨年はブランパン耐久シリーズへのフル参戦などヨーロッパを中心に活動していた千代、12年のGTアカデミーウイナーでル・マン24時間ではニッサンZEOD RCもドライブしたライプ、そしてGTアカデミーのトレーナーも務めるバンコムの3名が起用された。3人は、昨年もニスモアスリートグローバルチームとしてバサースト12時間に参戦している。

 昨年のレースでは、他車の撒いたオイルによりグリップを失いクラッシュを喫した千代は「去年は、僕のスティントで起きたアクシデントで初めてのバサースト12時間がスタートから数時間後に終わってしまったので、また挑戦出来て本当に嬉しいです。チームに申し訳なく思いましたし、だからこそ、リベンジを果たしたいと思います。今年は初挑戦ではなく、また一年かけて多くを学んできたので、昨年と違って自信があります」と意気込みを見せる。

「このレースは、毎年アクシデントが多発するので、最も難しいレースのひとつだと思います。最後まで何が起こるか分からないので常に慎重にドライブする必要がありますし、カンガルーの飛び出しにも気をつけなければなりません。ファンの皆さんのためにも、チーム一丸となって最後までベストを尽くします」

 なお、ニスモのバサースト12時間参戦の模様は、YouTubeチャンネルのNISMO TV(www.NISMO.tv)やニスモのFacebook(https://www.facebook.com/NissanMS)で発信されるということだ。

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