日産自動車/ニスモは14日、2011年のグローバルモータースポーツ体制を発表し、2010年から参戦を始めたFIA GT1世界選手権に今季も4台のニッサンGT-Rを供給、技術支援を行うと発表した。チーム体制はスモーパワーGTは継続、新たにJRモータースポーツがGT-R使用チームに加わった。
2010年は4台のGT-Rがスモーパワー、そしてスイスレーシングから参戦。スモーパワーの22号車が1勝を挙げたが、性能調整に苦しむ1年となった。捲土重来を期する今季は、スモーパワーは継続、そして新たにJRモータースポーツがGT-Rを走らせることになる。
ニスモによれば、規則により2011年仕様のGT-Rは大幅な仕様変更は施されていないというが、フロントバンパーの改良をはじめ、車両の軽量化が図られているという。