2013年12月4日
日産自動車株式会社
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社
日産/プレイステーション GTアカデミーがオートスポーツから表彰
日産のGTアカデミーの活動がパイオニアリング&イノベーション大賞を受賞
この革新的なプログラムのモータースポーツにおける高い評価を証明
12月2日、英国ロンドンのパークレーンにあるグロブナーハウスホテルにおいて、日産のGTアカデミーの活動に対して、オートスポーツ パイオニアリング&イノベーション大賞が贈られました。モータースポーツ界の著名人が集まった授賞式では、日産のダイレクターオブグローバルモータースポーツ、ダレン・コックスが登壇し、F1のポール・ディ・レスタが授与を行いました。ニキ・ラウダ、セバスチャン・ベッテル、ジョン・サーティース、スターリング・モス、アリ・バタネン、ジョン・マクギネスなど業界の偉人たちも客席に並び、日産、ソニー、GTアカデミーにとって、特別な夜となりました。
日産はこの週末、GTアカデミーが通算41ポディウムを獲得した素晴らしい2013シーズンを様々な形で讃えられることになりました。SRO*のナイト・オブ・チャンピオンでは、驚異の5部門を受賞。ルーカス・オルドネスとペーター・ピッツェーラには、ブランパン耐久シリーズで、それぞれシリーズチャンピオン、3位のトロフィーが授与されました。さらにニッサンGTアカデミーチームRJNのボス、ボブ・ネビルは、ブランパンのチームタイトル、シルバーインターナショナルGT賞、FIA GTシリーズのチーム選手権2位と、多くのトロフィーを手にしました。
この週末は、日産GTアカデミーの充実したシーズンに対する数々の表彰だけではなく、オートスポーツ パイオニアリング&イノベーション大賞の受賞により、この5年間にモータースポーツ界に影響を与えてきたGTアカデミーの活動に高い評価が得られたことも意味します。
GTアカデミーを代表してトロフィーを受け取ったダレン・コックスは、式典のホストであるスティーブ・ライダーが「埋もれている才能を掘り起こす新しい方法」と表現したこのプログラムに寄せる思いを語りました。
「F1を目指すドライバーたちには、実に多くの物語があります」とコックスは述べました。「業界に身を置くものなら誰でも、この世界での活躍を目指してきたのに実現できなかったドライバーをひとりは知っているものです。しかし我々は、本人にも自分の進む道が分からなかったドライバーを発掘しています。バーチャルのドライバーを現実の世界に連れだし、成功へと導いています。プロジェクトの初年は、ビギナーズラックだったと思われていました。きっと私たちは今も幸運なのでしょう!」
「革新的なことを行うには、痛みを伴うこともあります」とコックスは続けました。「決して平坦な道ではありませんでしたが、人生のすべてをレースに捧げてきた強豪を制してGTアカデミー卒業生がポディウムに上がる度に誇りを感じながら、ひとつずつステップを踏んできた努力が報われました。まさにチームが一丸となっての努力の賜です。心から誇りに思います」
2014年もニスモアスリートたちは、世界の各地で参戦。世界で最も過酷なレースなど、厳しい戦いに挑んでいきます。
「GTアカデミーはこれからも、サーキットやオンラインで、日産がサーキットの革新に挑んでいる姿を披露していきます」と日産の副社長、アンディ・パーマーは述べました。「2013年は、このプログラムにとって信じられないほど素晴らしいシーズンとなりました。2014年は規模をさらにグローバルに広げることで、ドライバーたちも現実のモータースポーツでさらに成長していきますので、より多くの感動と興奮を感じていただけると思います」
*SRO(Stéphane Ratel Organisation : ステファン・ラテル・オーガニゼーション)
フランス人ドライバーのステファン•ラテルによって設立されたロンドンを拠点に国内および国際的な自動車レースをプロモーションする組織。国際自動車連盟(FIA)が管轄するFIA GT世界選手権をはじめ、ブランパン耐久シリーズ、英国GT選手権、英国F3国際シリーズ、FIA GT3ヨーロッパ選手権、GT4ヨーロピアンシリーズ、オランダGT4選手権、ベルギーGT選手権等ヨーロッパの主要なレースを主催する。